解離性同一性障害と付き合いながらの生き方 私と私の知らない私 育った環境 日々思うこと

私と別の私と私たち

10年以上、解離性同一障害と付き合いながら生活をしています。病気だとしても建設的な人生を目指して日々奮闘

スイッチング ユキ

カウンセラーから教わった言葉

人格が変わる事を「スイッチング」と呼ぶらしい

私(ユカ)は今、スイッチングが思うようにできない

仕事をしていた、サチ・ケンが姿を見せてくれないので、キヨ(40代 男性)とユキ(幼稚園)と生活をしている

ユキは、飲み物を自分で用意することすらできない

仕方なく、実家に帰省中

ユキはピエロだ

誰の機嫌も損ねたくない

自分の犠牲は惜しまない

いつもニコニコして、『我慢』をし続けるらしい

夜中に『我慢』は破裂して、大粒の涙を流しながら寝る

父のご機嫌取りもかなり上手い

母の癇癪もすぐに察知する

姉の気遣い、イライラにもすぐに対応する

そしてユキの考えはいつも同じ

「ユキが悪い子だから、みんなの機嫌が悪くなる」という結論

ユキは電気ポットが触れない

熱かった事があるらしく
非常に怖がる

我が家のポットにはいつも水が入っている

ユキが気がつくと水を足すから

我が家のガスレンジは毎晩、アルコールで拭かれる

汚れているのを父が怒るから

アルコールにかぶれるのにユキは一生懸命拭く

お陰でこの数週間で、私たちの手のひらは数えきれない程の水膨れができている

食卓もユキはアルコールで拭く

父、母、姉が喜ぶと思うから

ユキは一体なんの為に生まれた人格なのか

真相は分からないが、今の我が家はユキなしでは争わずに済まない

父がユキを受け入れ始めて数年

ここ数週間で父もユキを「ユキ」と呼ぶようになった

認めざるを得ない程

ユキが家庭に影響しているのだ

私(ユカ)は、ユキの気持ちが再び壊れてしまわないか心配している

出現できる人格が減っている今
ユキが壊れてしまったら
この身体はどうなるのか?

生活はどうなるのか?

不安しかない

♯解離
♯家族
♯ピエロ
♯不安

同じ境遇の方とコミュニケーションが取れれば嬉しいです

また、1人でも多くの方に解離について知って頂きたいと思います

コメント、お待ちしてます